横隔膜ヘルニアとは?

横隔膜ヘルニアとは、横隔膜に開いている穴から小腸、大腸、胃、脾臓、肝臓など横隔膜より下半身側にあるべき臓器が、胸に入り込んでしまい、肺を圧迫してしまう病気です。
横隔膜ヘルニアの症状として、肺を圧迫されることによる呼吸困難や吐き気、嘔吐などの特有の症状が現れます。
この横隔膜ヘルニアは、大きく分けて「外傷性ヘルニア」と「非外傷性ヘルニア」の2種類に分かれます。
外傷性ヘルニア
交通事故などでカラダに急激な衝撃が加わることで、横隔膜が損傷したり破裂したりする場合があります。その際に出来てしまった穴から、臓器が飛び出してしまう横隔膜ヘルニアを指します。
非外傷性ヘルニア
肥満の方や妊婦さんは、横隔膜への負担が大きくなっています。その負担に耐え切れなくなった横隔膜に損傷が起こり、引き起こされる横隔膜ヘルニアを指します。また先天性の横隔膜ヘルニアの事を指すこともあります。
この非外傷性ヘルニアはさらに、
・食道裂孔ヘルニア
・胸膜裂孔(ボホダレク孔)ヘルニア
・後胸骨裂孔ヘルニア の3種類に分けられます。
横隔膜ヘルニアの場合、外傷性ヘルニアや新生児の横隔膜ヘルニアでは通常の場合、手術という選択肢が必要になりますが、その他の場合には、薬物療法で治療をすることがほとんどです。
胸膜裂孔(ボホダレク孔)ヘルニアとは?
胸膜裂孔(ボホダレク孔)ヘルニアは、子供に多く見られる症状です。
肺の発達に障害が出てしまうために緊急手術が必要な場合があります。
赤ちゃんにこの胸膜裂孔(ボホダレク孔)ヘルニアが見つかった場合、治療が中々難しい場合が多いですが、最近の治療方法の進歩によって重症な赤ちゃんでも治療が可能になってきました。
ただこのボホダレク孔ヘルニアでも、生後たまたま他の病気の検査時に見つかるような場合は、その時点で肺の発育が良好なため、胎児の場合よりも治療はし易いと言えます。
一般的に子供に多く見られるものですが、その状況は一人一人違うものなので、早期発見が何よりも重要であると言えます。





